【11月14日 Xinhua News】中国湖北省(Hubei)武漢市(Wuhan)の繁華街、江漢路歩行街(歩行者天国)では、街灯の周りで携帯電話のワイヤレス充電を試す通行人の姿を目にする。各街灯にはワイヤレス充電を示す表示が二つあり、対応機種の携帯電話を標示の下に置くと充電が始まる。

 メーカーの慧光智城(深圳)智慧科技によると、「5G(第5世代移動通信システム)スマートポール」と呼ぶこの街灯は、ワイヤレス充電のほか、5G基地局として機能でき、スマート照明や5G通信、ワンキー通報、スマート感染対策など12種類の機能を備えている。

 同歩行街にはすでに5Gスマートポールが71本設置済みで、北京や上海、深圳(Shengzhen)、杭州(Hangzhou)などでも設置を終えている。メーカーは今後、国内200以上の都市でポールの設置を計画している。(c)Xinhua News/AFPBB News