【11月13日 Xinhua News】中国山東省(Shandong)済南市(Jinan)と日本の東京で10日、同省と世界上位500社をつなぐイベント「山東とフォーチュン・グローバル500日本特別シンポジウム」が同時に開催された。先端設備製造業や新素材などの分野を含む外資プロジェクト14件が調印され、総投資額は9億1千万ドル(1ドル=約105円)に上った。

 同省にとって日本は3番目の貿易相手国で、今年第1~3四半期(1~9月)の双方の貿易額は2・9%増の1134億9千万元(1元=約16円)となっている。これまで世界上位500社に入っている日本企業51社が同省に投資しており、投資先企業数は157社、総投資額は57億2千万ドル、実行ベース外資導入額は20億7千万ドルに上っている。

 会場で調印された外資プロジェクト14件の総投資額は9億1千万ドル、登録用外資投資額は2億3千万ドルで、投資先は先端設備製造業や新素材、生態環境保護、先端化学工業、交通運輸、教育訓練などに及ぶ。(c)Xinhua News/AFPBB News