【11月13日 AFP】2022年サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)の南米予選は12日、各地で第3節の試合が行われ、アルゼンチンはリオネル・メッシ(Lionel Messi)が後半にネットを揺らすもビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)判定により得点を認められず、ホームでパラグアイと1-1で引き分けた。

 無観客のラ・ボンボネーラ(La Bombonera Stadium)にパラグアイを迎えたアルゼンチンは、アンヘル・ロメロ(Angel Romero)にPKを決められ先制を許したが、ニコラス・ゴンサレス(Nicolas Gonzalez)のゴールで試合を振り出しに戻した。

 アルゼンチンは58分、ジオヴァニ・ロ・チェルソ(Giovani Lo Celso)のパスにメッシが合わせ逆転に成功したかに思われたが、攻撃の最初の場面でゴンサレスがファウルを犯していたと審判が判断したため、結局ゴールは認められなかった。

 前月の南米予選でエクアドル、ボリビアに僅差で勝利していたアルゼンチンだが、パラグアイと引き分けたことで、開幕から続いていた連勝はストップすることになった。

 一方、ペルーと引き分け、ベネズエラに勝利していたパラグアイは、3試合を終え無敗をキープしている。

 両チームは17日にも試合を控えており、アルゼンチンは敵地リマでペルーと、パラグアイはホームでボリビアと対戦する。

 12日に行われた他の試合では、エクアドルがボリビアに3-2で勝利。カルロス・グルエソ(Carlos Gruezo)の終盤のPKで敵地で白星を挙げたエクアドルは、ここまで2勝をマークしている。(c)AFP