【11月13日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)のブラジルGP(Brazilian Grand Prix)が引き続き2025年までインテルラゴス・サーキット(Interlagos Circuit)で行われると、同サーキットのある同国サンパウロ(Sao Paulo)の州知事が12日に明らかにした。

 サンパウロ州のジョアン・ドリア(Joao Doria)知事は記者会見で、「インテルラゴス・サーキットは、今後5年間ブラジルGPの開催地となることが確認された」と述べた。F1の統括団体は、この情報の確認を求めるAFPの取材に回答していない。

 ドリア知事によれば、サンパウロのブルーノ・コバス(Bruno Covas)市長が、F1の興行主である米リバティメディア(Liberty Media)と契約を更新する見通しであるという。

 この発表によって、同国リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)が目指してきたF1誘致の希望はついえたとみられる。ブラジルGPのリオ移転計画を支援する投資会社リオ・モータースポーツ(Rio Motorsports)は、ブラジルの熱帯雨林に新しいサーキットの建設を目指している。(c)AFP