【11月13日 AFP】男子テニス、ATPファイナルズ(ATP Finals 2020)は12日、ラウンドロビンの組み合わせが発表され、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は前回王者のステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)や、今年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2020)覇者ドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)と同グループに入った。

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 15日に無観客で開幕するシーズン最終戦は、来年から開催地がイタリア・トリノ(Turin)に移るため、英ロンドンにあるO2アリーナ(O2 Arena)での開催は今年が最後となる。ラウンドロビンの各組は大会50周年を記念して、それぞれ「グループ東京1970」と「グループロンドン2020」と命名された。

 世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は「グループ東京1970」に入り、ダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)、アレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)、そしてディエゴ・シュワルツマン(Diego Schwartzman、アルゼンチン)と対戦することが決まった。

 一方、ナダルにとってはベスト4入りへ厳しい道のりになるとみられる「グループロンドン2020」には、他にアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev、ロシア)が入り、チチパスや四大大会(グランドスラム)の直近2大会を制している2人に挑むことになった。(c)AFP