【11月13日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間12日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は128万5160人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも5215万1580人の感染が確認され、少なくとも3356万3800人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 11日には世界全体で新たに1万30人の死亡と62万7315人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1330人。次いでイタリア(623人)、英国(595人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに24万1808人が死亡、1040万2274人が感染し、少なくとも399万7175人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は16万3373人、感染者数は574万8375人。以降はインド(死者12万8121人、感染者868万3916人)、メキシコ(死者9万6430人、感染者98万6177人)、英国(死者5万365人、感染者125万6725人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの119人。次いでペルー(106人)、スペイン(86人)、ブラジル(77人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万6299人、回復者数は8万1252人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が41万7104人(感染1181万7331人)、欧州が32万2177人(感染1362万5939人)、米国・カナダが25万2477人(感染1067万8117人)、アジアが17万9581人(感染1125万5051人)、中東が6万6603人(感染282万4871人)、アフリカが4万6277人(感染192万306人)、オセアニアが941人(感染2万9974人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP