【11月12日 AFP】フィリピンは3週間で3個目となる台風に見舞われ、首都マニラでは11日、大規模な洪水が発生し、一部の住人が屋根の上に取り残された。民間防衛局によると、カマリネスノルテ(Camarines Norte)州で少なくとも1人が死亡し、3人が行方不明になっている。

 最大風速43メートルの風を伴う台風22号(アジア名:ヴァムコー、Vamco)は、土砂災害や高潮の警報が出る中、夜中にルソン(Luzon)島に上陸し、同島を横断した。

 豪雨により、人口1200万人のマニラ首都圏とその近郊は事実上の機能停止に陥った。(c)AFP