【11月11日 AFP】(更新、写真追加)バーレーンのハリファ・ビン・サルマン・ハリファ(Khalifa bin Salman al-Khalifa)首相が11日、死去した。84歳だった。国営メディアが報じた。ハリファ氏は1971年の同国独立以来首相を務めており、世界最長の首相在任期間を誇っていた。

 国営バーレーン通信(BNA)は「首相はけさ、米国のメイヨークリニック(Mayo Clinic Hospital)で亡くなった」と伝えるとともに、1週間の国喪に入ると発表した。

 米国から移送された遺体の埋葬には、新型コロナウイルスの規定に従い、「一定数」の遺族のみが参列するという。

 イスラム教シーア派(Shiite)が多数を占めるバーレーンで、長期にわたって在任したスンニ派(Sunni)のハリファ首相は論議の的となることも多く、同氏の政権は極めて不人気だった。(c)AFP