【11月11日 Xinhua News】市場調査会社カナリスがこのほど発表した今年第3四半期(7~9月)の世界のスマートフォン出荷台数・市場シェアに関するリポートによると、コロンビアのスマホ市場で上位5ブランドのうち4ブランドが中国勢で、シェアの合計は55%だった。

 韓国サムスン電子が33%のシェアで首位の座を守り、中国勢の小米科技(シャオミ、Xiaomi)20%、聯想集団(レノボグループ、Lenovo)17%、華為技術(ファーウェイ、Huawei)15%、中興通訊(ZTE)3%が続いた。

 シャオミの中南米地域担当者は「コロンビアでのシャオミの躍進は中国産のスマート・マニュファクチャリングが世界に進出している縮図だ。シャオミを受け入れ、中国の科学技術製造業のクオリティーを評価するコロンビア人消費者が増えてきている」と語った。同社は2021年について、現地化や販路の開拓、協力パートナーの増強、ブランド知名度の向上などに引き続き注力し、中国とコロンビア、さらには中南米との経済貿易協力に寄与していく意向を示した。(c)Xinhua News/AFPBB News