【11月11日 AFP】ロードレース世界選手権(WGP)、MotoGPクラスに参戦するドゥカティ(Ducati Team)のアンドレア・ドビツィオーゾ(Andrea Dovizioso、イタリア)が10日、来季全休すると発表した。その一方で、適切なオファーが届いた場合は、すぐに復帰することを希望すると話している。

 34歳のドビツィオーゾは8月、今季限りでドゥカティを離脱すると発表。翌日のオーストリアGPを制し、その後一時は総合トップに浮上したが、すぐに優勝争いから脱落していた。

 そしてこの日、テストライダーとしての来年のオファーを複数受けたが断ったと自身のインスタグラム(Instagram)で明かし、「今は正式な合意がないまま」の状態でいたいと説明した。

「レースに対する膨大な情熱がある」「勝利に向けて競争し、ファイトする願望は持ち続けている」「自分の目標や価値観、仕事のやり方を共有する組織の中で、自分と同じ情熱と野望に突き動かされたプロジェクトを見つけたら、すぐにMotoGPに戻ってくるだろう」

 ドビツィオーゾは全カテゴリーで計19シーズンを過ごし、これまでに優勝24回、ポールポジション20回、表彰台103回の通算成績を残してきた。MotoGPクラスでは、マルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)に次ぐ総合2位を3度記録している。(c)AFP