【11月11日 Xinhua News】中国天津市(Tianjin)浜海新区の漢沽街で9日夜から10日朝にかけ、夜を徹した新型コロナウイルスの核酸検査が実施された。多くの市民が付近の検査所で検体採取を受け、その数は10日午前8時時点で5万1千人に上った。

 同市は10日午前0時、市内の浜海新区漢沽街、中心漁港コールドチェーン物流区A区とB区を新型コロナ中リスク地区に指定した。その他の区のリスク区分に変更はない。

 同市は7日以降、これまでに新型コロナ感染者と無症状感染者、各1人を国に報告。これまでの調査から、いずれも中新天津生態城(中国・シンガポール天津エコシティー)にある食品会社「天津海連冷凍食品」の冷凍倉庫との関連性が指摘されている。(c)Xinhua News/AFPBB News