ポルシェのディーラーに行くと、展示車とは別に、ポルシェに関連した様々なアイテムが並べられている。それがポルシェ・ドライバーズ・セレクションだ。

ミニカーやキーホルダーから、バッグやスーツケースなどのラゲッジ製品、ジャケットやサングラスなどのファッション製品、果てはホイールを使った置き時計やマフラーを使ったスピーカーまで、ポルシェに関連したありとあらゆるライフスタイル製品を取り揃えるポルシェ・ドライバーズ・セレクション。ポルシェ車のオーナーはもちろん、いつかはポルシェと夢想する人にとっても、見たら手元に置きたくなってしまうアイテムがたくさんあるに違いない。このほど、その新作発表会が開かれた。まずはタイカン・コレクション。間もなく日本でもデリバリー開始予定のポルシェ初のフルEV、タイカンをイメージしたシリーズだ。

男性はブルー、女性はピンクのアクセントが印象的なタイカン・コレクション。タイカンが持つ都会的なデザインやインテリジェントなテクノロジーが、ディテールにちりばめられている。

次は1970年のル・マンで2位に輝いた緑と青に塗られた917“ヒッピー”をイメージしたマルティニ・レーシング・コレクション。

従来の水色と赤のラインのほかに、917“ヒッピー”のボディ・カラーだった緑と青を使ったマルティニ・レーシング・コレクション。

そして、ボルドーレッドのボディ・カラーを持つ911 タルガ4Sヘリテージ・デザイン・エディションにちなんだヘリテージ・コレクション。

1950年代から60年代初期にかけてのライフスタイルを現代に蘇らせた特別仕様のタルガにインスパイアされたヘリテージ・コレクション。

最後が、1970年のル・マン優勝車である赤と白のアイコニックなカラーリングを持っていたザルツブルク・チームの917 にオマージュを捧げるザルツブルク・コレクションとなる。

ポルシェにル・マン初優勝をもたらした917に捧げられた、鮮やかな赤と白が印象的なザルツブルグ・コレクションには子供服も用意される。

どんな嗜好にも対応する多様なコレクションを揃えているところがいかにもポルシェらしいが、ちなみに私の琴線に触れたのはシックなヘリテージ・コレクション。あなたなら、どれを選ぶ?

文=村上政(ENGINE編集長) 写真=ポルシェ・ジャパン

(ENGINE2020年12月号)