2015年のフランクフルト・ショーで発表され、2016年から日本導入が開始された現行型A4。そのフェイスリフト版が日本へ市場に導入された。
アウディはドイツ・プレミアムブランドの中では比較的フェイスリフトで外装の修正を大幅に行う部類だが、新型A4も、前後フェンダーにブリスター形状を取り入れたほか、お約束の前後まわりの意匠変更、さらにドア・パネルも刷新するなど、その規模はフェイスリフトとしてはかなり大規模なもの。イメージ自体はそれほど大きく変わっていないが、力の入れ具合はフルモデルチェンジ並みと言っていいだろう。また内装にタッチパネル式の新しいインフォテインメントを採用、さらに主軸の2.0リッター直4ターボをベルト駆動の12Vモーターを備えたマイルド・ハイブリッドに進化させるなど、変更は多岐に及ぶ。価格は455万円~。
文=新井一樹(ENGINE編集部)
(ENGINE2020年12月号)
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