【11月9日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間9日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は125万5803人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも5037万6020人の感染が確認され、少なくとも3271万8100人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 8日には世界全体で新たに5620人の死亡と48万4920人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の548人。次いでインド(490人)、イラン(459人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに23万7584人が死亡、997万2333人が感染し、少なくとも385万1465人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は16万2397人、感染者数は566万4115人。以降はインド(死者12万6611人、感染者855万3657人)、メキシコ(死者9万5027人、感染者96万7825人)、英国(死者4万9044人、感染者119万2013人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの113人。次いでペルー(106人)、スペイン(83人)、ブラジル(76人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万6245人、回復者数は8万1187人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が41万2633人(感染1163万6975人)、欧州が30万7224人(感染1277万3490人)、米国・カナダが24万8090人(感染1023万3629人)、アジアが17万7323人(感染1107万6047人)、中東が6万4581人(感染274万2914人)、アフリカが4万5011人(感染188万3036人)、オセアニアが941人(感染2万9933人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP