【11月9日 AFP】フランス・パリで7日、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団(Radio France Philharmonic Orchestra)主催のコンサート「ヒップホップ・シンフォニック(Hip Hop Symphonic)」が行われた。このコンサートでは楽団の演奏でラッパーのメリル(Meryl)さんがヒップホップを披露。舞台には手話通訳者のレティ・トゥアル(Laety Thual)さんとアダモ・サヤド(Adamo Sayad)さんも一緒に立ち、ヒップホップを手話で表現した。

 サヤドさんは「私たちはアーティストとの一体感を出すために、素早く手話で表現することもあれば、ゆったりと表現することもある。それはアーティストの歌い方によって変えている。見て分かるように、また感情の描写もあることから、体全体を使って表現するようにしている」と手話で話した。

 映像は6日に行われたリハーサルの様子。(c)AFP