【11月9日 AFP】米長寿クイズ番組「ジェパディ!(Jeopardy!)」の司会者アレックス・トレベク(Alex Trebek)さんが8日、亡くなった。80歳だった。

 トレベクさんはステージ4の膵臓(すいぞう)がんであることを公表。2年近く治療を続けながら、最近まで番組の収録を行っていた。

 番組の公式ツイッター(Twitter)によると、トレベクさんは「8日早朝に自宅で家族や友人に見守られながら亡くなった」という。

 トレベクさんは、1940年7月22日にカナダ・オンタリオ(Ontario)州サドベリー(Sudbury)で生まれた。1973年に米国へ移住、1998年に米国籍を取得した。1984年から「ジェパディ!」の司会を務めた。

 テレビ賞のデイタイム・エミー賞(Daytime Emmy Award)を5回受賞している他、ハリウッドの殿堂入りを果たしている。

 米娯楽誌バラエティ(Variety)によると、「ジェパディ!」は放送回数6829回となった2014年、同一司会者により最も多く放送されたクイズ番組としてギネス世界記録(Guinness World Records)に認定された。(c)AFP