【11月9日 AFP】20-21イングランド・プレミアリーグは8日、第8節の試合が行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)はハリー・ケイン(Harry Kane)のリーグ通算150点目で1-0とウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich AlbionWBA)に勝利。トッテナムのジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は、ケインを「スペシャル」とたたえた。

 モウリーニョ監督はケインとギャレス・ベイル(Gareth Bale)、孫興民(Heung Min Son、ソン・フンミン)の3選手を初めて最前線で同時起用したが、敵地ザ・ホーソンズ(The Hawthorns)でしつこさを見せたWBAを打ち崩すのに苦労した。ベイルと孫は目立ちはしなかったが、ケインが節目となる得点を挙げて、チームはリーグ戦3連勝を飾った。

 5日に行われたヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2020-21)のPFCルドゴレツ・ラズグラド(PFC Ludogorets Razgrad)戦でクラブ通算200得点を記録していたケインは、今季公式戦での得点数を13に伸ばしている。

 モウリーニョ監督は「彼は得点を決める以外にも多くのことをしている。例えば残り5分は6番としてプレーし、ディフェンスの前でボールを奪っている。スペシャルだ」とケインをたたえた。

 トッテナムはこの日の勝利でリーグ戦7試合負けなしとなり、首位レスター・シティ(Leicester City)と勝ち点1差の2位に浮上した。(c)AFP