【11月8日 AFP】20-21フランス・リーグ1は7日、第10節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は多くの選手が欠場したものの、アンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)の2ゴールなどで3-0とレンヌ(Stade Rennes FC)に勝利した。

 モイゼ・ケアン(Moise Kean)の先制点とディ・マリアの前後半に1点ずつを決める活躍で、PSGは勝ち点を24に伸ばし、8日に試合を控える2位リール(Lille OSC)との勝ち点差を暫定で5に広げた。レンヌは勝ち点18で3位のままとなったが、ASモナコ(AS Monaco)との一戦を控えるニース(OGC Nice)に抜かれる可能性もある。

 これでリーグ戦8連勝となったPSGだが、批判にさらされているトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)やキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)、マルコ・ヴェッラッティ(Marco Verratti)といった多くの負傷者に頭を悩ませている。

 またマウロ・イカルディ(Mauro Icardi)も戦列を離れ、負傷したプレスネル・キンペンベ(Presnel Kimpembe)の代わりにマルキーニョス(Marcos Aoas Correa "Marquinhos")がディフェンスラインに組み込まれ、パブロ・サラビア(Pablo Sarabia)も筋肉の故障が癒えなかった。

 トゥヘル監督は「非常に満足しているし、とても誇りに思う。先発の11人を決めるのにかなり苦労した」と語った。

「見事な精神力、まとまりある取り組みと団結力を示した。本当に良い勝利だった」 (c)AFP