【11月8日 AFP】ラグビーの南半球対抗戦、ザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship 2020)は7日、第2節が行われ、オーストラリアが24-22でニュージーランドを破り、前節の大敗から持ち直した。

 前半にニュージーランドはオファ・トゥウンガファシ(Ofa Tuungafasi)、オーストラリアはこの試合が代表デビュー戦のラックラン・スウィントン(Lachlan Swinton)がハイタックルでレッドカードを受け、両チームともに1人少なくなる中で、ワラビーズ(Wallabies、オーストラリア代表の愛称)は力を振り絞ってオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)から逆転勝利を収めた。

 大会開幕戦はニュージーランドが43-5で大勝し、1試合を残して「ブレディスローカップ(Bledisloe Cup)」を獲得しており、この試合もオーストラリアの勝ち目は薄いかに思われたが、最終的に上回ったのはワラビーズだった。

 交代出場のタニエラ・トゥポウ(Taniela Tupou)の残り5分のトライなどで24-15とリードを広げると、残り2分で相手のトゥポウ・バアイ(Tupou Vaa'i)のトライとジョーディー・バレット(Jordie Barret)のコンバージョンが決まって24-22と詰め寄られたが、持ちこたえたワラビーズが内容にふさわしい勝利を挙げた。

 就任後の初勝利を挙げたデイブ・レニー(Dave Rennie)ヘッドコーチ(HC)は「選手を本当に誇りに思う。長い時間をかけて、みんなで頑張ってきた」とコメントした。(c)AFP/Andrew DENT