【11月8日 AFP】スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)は7日、所属するエデン・アザール(Eden Hazard)とカゼミーロ(Casemiro)が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したと発表した。

 レアルは「われわれの選手であるカゼミーロとエデン・アザールが、昨日6日午前に実施した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で陽性となったことをお伝えする」「他のファーストチームの選手とコーチングスタッフ、選手と直接関わるクラブ職員は全員陰性だった」と発表した。

 二人はどちらも隔離に入り、8日のバレンシア(Valencia CF)戦には出場せず、その後の代表の活動にも参加できない。

 チームを率いるジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督は、7日の会見で「二人とも元気だ。起こったことを喜んではいないが、精神的にも、肉体的にも問題はない」と話した。

「カゼミーロは少し症状が出ているが、この難しい状況の中で、どちらも元気だ。二人にはメッセージを残したし、後でまた話す。こういうことは起こり得るし、受け入れなくてはならない」「特別なことではない。二人は責任感のある人間で、注意を払っていた。もちろん、私としては二人がいた方が良かった」

 アザールにとっては、度重なる足首のけがで開幕から出遅れ、先月27日の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)のボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)戦で今季初めてメンバー入りしたばかりだったところで、またしても足踏みを強いられることになった。

 レアルはチャンピオンズリーグのインテル(Inter Milan)戦を前にした2日にも、DFエデル・ミリトン(Eder Militao)が新型コロナの検査で陽性になったと発表していた。(c)AFP