【11月7日 AFP】ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2020)は6日、第16ステージ(サラマンカからシウダードロドリゴ、162キロメートル)が行われ、総合首位に立つチーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)がリードを拡大する中、EFプロサイクリング(EF Pro Cycling)のマグナス・コルトニールセン(Magnus Cort Nielsen、デンマーク)が区間優勝を果たした。

 8日にスペインの首都マドリードでフィニッシュを迎える今大会最後の週末を前に、大会連覇を目指すログリッチは今ステージで2位に入り、総合争いで2位に続くイネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)のリチャル・カラパス(Richard Carapaz、エクアドル)との差を45秒に拡大した。

 セケロス(Sequeros)からアルトデラコバティーリャ(Alto de La Covatilla)まで178.2キロメートルの山岳コースを走る7日の第17ステージには、カラパスと総合3位につけるEFプロサイクリングのヒュー・カーシー(Hugh Carthy、英国)にとって、ログリッチを脅かすためのチャンスが残されている。

 2016年のブエルタで2度のステージ優勝を果たしているコルトニールセンは、最後のスプリント勝負で猛追するログリッチを2位に抑えた。(c)AFP