【11月9日 Xinhua News】中国工業・情報化部(工信部)の辛国斌(Xin Guobin)副部長はこのほど、国務院新聞(報道)弁公室が開いた定例記者説明会で、関連部門がここ数年、電気自動車(EV)用充電・バッテリー交換インフラの整備を促す一連の政策措置を打ち出してきたと説明した。

 辛氏は、今年9月時点で中国国内に設置された充電スタンドが4万2千カ所、バッテリー交換ステーションが525カ所、各種充電ポールが142万基で、EVと充電ポールの数の比は3・2:1になったと述べた。

 辛氏はさらに、中国が既に世界最大規模の充電ネットワークを構築しているが、全体的に見ると新エネルギー車(NEV)の普及規模に対し、充電施設の建設が消費者のニーズを満たしておらず、やや遅れているように感じると指摘。充電インフラ整備を強化し、配置を最適化する必要があるとの見解を示した。(c)Xinhua News/AFPBB News