【11月7日 AFP】イラク南部バスラ(Basra)中心部で6日、若いデモ参加者が銃で撃たれて死亡した。それとほぼ同時刻に、首都バグダッドでも反政府デモの活動家が男たちによって銃殺された。警察と医療関係者が明らかにした。

 バスラで殺害されたのはオマル・ファデル(Omar Fadhel)さん。医療関係者によると、ファデルさんは数百人のデモ隊が警察の機動隊と衝突した際、少なくとも1発撃たれたという。

ファデルさん殺害とほぼ同じ時刻に、昨年10月にバグダッドで始まった反政府デモの主要人物だった活動家の男性が、バグダッド東部で車を運転中に男たちから消音銃で撃たれて死亡した。バグダッドで死亡した男性の名前は明らかにされていない。
 
 デモ参加者が殺害されたのは、一連の反政府運動が始まってから1年となるのを記念し、運動の再開を目指してデモ隊が集まった先月1日以降ではファデルさんが初めて。2019年10月以降、600人近くのデモ参加者が主に治安部隊との衝突によって死亡している。

 この抗議運動は、汚職にまみれ隣国イランの影響も受けているとしてイラク支配層全体の排除などを要求している若者らが主導して、バグダッドやイラク南部で行われている。(c)AFP