【11月7日 AFP】米共和党のミット・ロムニー(Mitt Romney)上院議員は6日、大統領選で不正行為があったとしたドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の主張は「誤り」だと述べた。

 トランプ氏は民主党の対立候補ジョー・バイデン(Joe Biden)氏に後れを取っており、敗北の恐れが高まっている。

 これまでにも時折トランプ氏批判を展開してきたロムニー議員は、トランプ氏には再集計と不正疑惑の調査を要求する「権利がある」とした上で、「選挙が不正に操作され、腐敗し、盗まれたと主張することは誤りだ」と指摘。「そうした主張は、この国と世界各地で自由という大義を損ない、共和国の基盤となっている制度を弱体化し、破壊的で危険な情念を無謀に刺激する」と述べた。(c)AFP