【11月6日 AFP】スポーツ仲裁裁判所(CAS)は5日、組織的なドーピング違反でスポーツの国際大会からロシアを4年間出場禁止にするかどうかついて、「年内」に結論が出ると明らかにした。

 世界反ドーピング機関(WADA)とロシア反ドーピング機関(RUSADA)の対立を仲裁する裁判は、非公開の場所で4日間の聴聞会が終了した。今回の聞き取りは、昨年、検査所のデータを捏造(ねつぞう)したと告発されたRUSADAをWADAが不適合と宣言したことを受けて行われていた。

 処分が確定すればロシアは来年に延期された東京五輪をはじめ、2022年に開催されるサッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)と北京冬季五輪に参加できなくなる。

 4年間の追放処分についてはロシアが法的に免れられないと考えている一方で、同国のドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)前首相は、「一向に終わらないアンチロシアのテレビ番組」と述べていた。

 WADAのウィトルド・バンカ(Witold Banka)会長は、「WADAはこの件で満足のいく主張ができた。委員会の判断を楽しみにしている」「その他すべてのケースと同様に、この複雑な問題に関して引き続き効果的に対処していく中で、われわれはRUSADAのコンプライアンスに関して適正な手続きに従っていく」と述べた。(c)AFP