2020年下半期、新作時計速報! 恒例の時計フェアは中止になっても、ジュネーブや上海、そして東京での個別発表に加えて、オンラインでも新作時計が続々リリースされている。時計はいつも活力をくれる一種のビタミン。元気カラーでお洒落、ハイスペックと3拍子揃ったこんな最新モデルに注目だ。

ROLEX(ロレックス)/サブマリーナー
1953年に誕生したダイバーズウォッチの雄が約10年ぶりに完全リニューアル。ケース直径は従来の40㎜から41㎜へと大型化し、ラグやブレスも緻密に新しくなっている。そして最新鋭の自動巻きムーブメントは、パワーリザーブが48時間から約70時間に伸び、耐磁性や耐衝撃性に優れ、ロレックスが2015年に再定義したSuperlative Chronometer(高精度クロノメーター)認定のキャリバー3230だ。オイスタースチール。300m防水。税別77万7000円。

「サブマリーナー デイト」には、グリーンやブルーのセラクロム製逆回転防止ベゼル装備モデルも登場。グリーン(SS)税別91万8000円。ブルー(WG)税別381万4000円。

ROLEX

この秋に新作を発表して話題になったロレックス。今回も基本デザインは変えずに、ディテールの変更や最新ムーブメントの搭載などによる新世代モデルが興味深い。41㎜ケースと36㎜ケースで登場した「オイスター パーペチュアル」は、パワーリザーブが約70時間に向上した最先端ムーブメントのキャリバー3230を搭載し、カラーダイアルも新鮮だ。

同じくキャリバー3230を新たに搭載する「サブマリーナー」と日付表示が加わる3235を用いた「サブマリーナー デイト」は、ケースを41㎜にサイズアップ。今年も「最新が最良」を強く印象づける。

ROLEX(ロレックス)/スカイドウェラー
革新的な第2タイムゾーン表示機能を搭載する「スカイドウェラー」の新たなイエローゴールドモデルは、メタルブレスレットの堅牢性と信頼性に、エラストマーストラップの柔軟性や快適性などを融合させた独自のオイスターフレックス ブレスレットを装備。自動巻き。パワーリザーブ約72時間。ケース直径42㎜、100m防水。税別384万4000円。

1年に1回の修正で済む便利なサロス年次カレンダー機能も備わり、現在の月がダイアル外周に配された12個の小窓に赤で示される。

ROLEX(ロレックス)/オイスター パーペチュアル 41
堅牢な防水ケースに自動巻きムーブメントを収めた偉大なクラシック「オイスターパーペチュアル」の新世代モデルが登場。新たな41㎜ケースに約70時間パワーリザーブや耐磁性や耐衝撃性、高精度クロノメーター認定が特長の最新の自動巻きムーブメント、キャリバー3230を搭載。オイスタースチール。100m防水。税別56万5000円。

ROLEX(ロレックス)/オイスター パーペチュアル 36
41㎜と同様に最新のキャリバー3230を搭載する36㎜モデルは、新鮮なカラーダイアルも注目の的。右からコーラルレッド、グリーン、イエローの他にキャンディピンクとターコイズブルーが揃う計5色があり、若々しいイメージを演出する。自動巻き。パワーリザーブ約70時間。オイスタースチール。100m防水。各税別53万5000円。

時計ジャーナリスト・菅原 茂はこう見た!

ロレックスを所有していても、進化モデルが登場するたびに、また新しいものを買おうかなという気にさせる、なんとも悩ましいブランドだ。同じクルマで高性能の新車が気になるのと同じだろう。今年の新型「サブマリーナー」や「オイスター パーペチュアル」もまさにそう。高性能を誇る最新エンジンを実感したくなる。

ENGINE編集部・前田清輝はこう見た!

パワーリザーブが約70時間になり、耐磁性を向上させるなどの進化が注目される大人気モデル「サブマリーナー」。「これ1本あれば大丈夫!」と誰にも自信を持ってお薦めする腕時計だが、個人的には「オイスター パーペチュアル」の潔いくらいのミニマリズムに惹かれる。そして、ダイアルカラーで個性を主張するのが今の気分かも。

文=菅原 茂(時計ジャーナリスト)/前田清輝(ENGINE編集部シニア・エディター)
(ENGINE2020年12月号)