【11月6日 AFP】3日に投票が行われた米大統領選で、開票をめぐるデモが各地で続いている。

 首都ワシントンでは、全開票を求める「Count Every Vote(全投票を数えよ)」集会が行われた。現在も開票作業が進むジョージア州では、開票所にドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の支持者らが集まり、抗議デモを行った。

 開票をめぐる抗議集会は、ペンシルベニア州やミシガン州、アリゾナ州やフロリダ州などの激戦州でも。また、ミネソタ州ミネアポリス(Minneapolis)では、人種差別や選挙に関する問題に抗議する人々が、州間高速道路94号線を封鎖。抗議者らは州警察によって一時拘束されたものの、解放された。

 5日にはジョージア(選挙人16人)、ノースカロライナ(同15人)、ネバダ(同6人)の3州で開票結果が発表される見通しだが、ノースカロライナでは選挙日以前に郵便で送付された票は11月12日まで集計が可能となっている。

 民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領は、3州のうちのいずれかを獲得すれば当選を確実にできる可能性がある。一方の共和党の現職トランプ大統領が敗北を免れるには3州すべてを獲得する必要がある。(c)AFP