中国、コロナ流行国からの外国人入国を禁止「合理的で公正な対策」
このニュースをシェア

【11月6日 AFP】中国は5日、新型コロナウイルスの流行国からの外国人の入国を禁止する措置について、「合理的で公正な対策」だと主張した。
欧州が感染の第2波に見舞われる中、在英中国大使館は4日、中国政府は英国からの外国人の入国を「一時見合わせる」と発表。続いてベルギー、フィリピン、インド、ウクライナ、バングラデシュの中国大使館も、同様の発表を行った。
中国外務省の汪文斌(Wang Wenbin)報道官は5日、こうした措置について、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)対策として「合理的かつ公正」なものだと訴え、外国人の受け入れについては、刻々と変わるパンデミックの状況に合わせて調整していると説明した。
中国は最近、フランス、シンガポール、カナダ、ドイツ、パキスタン、南アフリカ、米国からの渡航者に対する規制も強化。渡航48時間以内に実施したPCR検査と抗体検査の結果が記載された中国大使館発行の健康証明書の提示などを義務付けていた。(c)AFP