【11月6日 AFP】ロードレース世界選手権(WGP)のMotoGPクラスで通算7度の総合優勝を誇るモンスターエナジー・ヤマハ(Monster Energy Yamaha)のバレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi、イタリア)が5日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で陰性となり、今週末のヨーロッパGPで復帰間近の状況となった。

 41歳のロッシは新型コロナウイルスに陽性反応を示し、モーターランド・アラゴン(MotorLand Aragon)で行われた先月のスペイン2連戦を欠場していた。しかしながら、所属チームはこの日、同選手の検査結果が陰性だったと明らかにし、「イタリアの法律に従ってヤマハのライダー(ロッシ)は自主隔離を終了し、再び日常生活に参加することが許可された」と述べた。

「これでロッシは今夜スペイン・バレンシア(Valencia)に飛ぶことになった。あす2度目のPCR検査を受けて再び陰性の結果が出れば、ヤマハのMotoGPチームに再合流して今週末のヨーロッパGPに参加することができる」

 しかしながら、6日の検査でロッシが陽性だった場合は、ギャレット・ゲルロフ(Garrett Gerloff、米国)が代役を務めることになっている。(c)AFP