【11月5日 CGTN Japanese】米国務省が台湾への無人機の売却を承認したことについて、中国外交部の汪文斌(Wang Wenbin)報道官は4日の定例記者会見で、再び中国の立場を強調した上で、台湾への売却計画を即時に撤回するよう米国に督促し、「中国は情勢に応じて正当かつ必要な対応措置を取る」と示しました。

 汪報道官は、「米国が台湾地区へ武器を売却することは、『一つの中国』の原則や『中米間の三つの共同コミュニケ』、特に1982年に署名した『8・17コミュニケ』(米国の台湾への武器売却に関する合意)にはなはだしく違反している。中国の内政に粗暴に干渉し、中国の主権と安全面の利益を著しく損ね、『台湾独立』をたくらむ勢力に誤ったシグナルを発信し、中米関係および台湾海峡の平和と安定を著しく損ねる。中国はこれに断固として反する」と語りました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News