【11月5日 AFP】ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2020)は4日、第14ステージ(ルーゴからオウレンセ、204.7キロメートル)が行われ、ロット・ソウダル(Lotto Soudal)のティム・ウェレンス(Tim Wellens、ベルギー)が区間優勝を果たした。総合順位に大きな変動はなく、チーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)が首位の座をキープしている。

 EFプロサイクリング(EF Pro Cycling)のマイケル・ウッズ(Michael Woods、カナダ)による最後の追い込みを退けたウェレンスは、今大会2勝目を挙げた。

 マドリードでのフィニッシュを8日に控える中、総合首位のログリッチはイネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)の同2位リチャル・カラパス(Richard Carapaz、エクアドル)との差を39秒のままとした。

 EFプロサイクリングのヒュー・カーシー(Hugh Carthy、英国)は47秒遅れの総合3位につけており、上位3選手のタイム差は1分以内に収まっている。

 ログリッチは「全員にとって非常に高速で難しいスタートになったが、仲間たちが素晴らしい仕事をやってくれた。速く、ハードなステージだった」とコメントした。「タイムを稼ぐチャンスがあれば間違いなく挑戦していたが、逃げ集団ができており、先頭まではものすごいスプリントが必要だっただろう」 (c)AFP