【11月6日 Xinhua News】中国内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)のバヤンノール市政府はこのほど、河套盆地にある石油試掘井で1日300立方メートル余りの自噴があり、良好な石油地質条件を持つことがさらに確実になったと明らかにした。

 中国石油集団華北油田バヤンノール探査開発分公司地質工程研究所の曹斌(Cao Bin)所長は、バヤンノール市臨河区八一郷のリスク試掘井「臨華1X」で10月20日から、油層の状態や生産量を知るための「試油」を開始し、1日当たり305・76立方メートルの自噴が確認されたと説明した。

 同試掘井は昨年12月4日からボーリングを開始し、今年8月10日に完了。同社は作業業者と協力し、作業を効率的に進めた。浅い層は崩れやすく、深い層は方向測定が難しく、粘土や岩など地質の変化が多いなどの技術的難題を克服して、順調なボーリング探査と生産を導いた。(c)Xinhua News/AFPBB News