共和党候補、コロナで死亡も当選 米ノースダコタ州議会選
このニュースをシェア
【11月5日 AFP】米ノースダコタ州議会選で、新型コロナウイルスで先月死亡した共和党候補、デービッド・アンダル(David Andahl)氏が当選を果たした。当局が4日、明らかにした。
遺族がフェイスブック(Facebook)で明らかにしたところによると、農場経営者だったアンダル氏は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)との短い闘病生活の後、10月5日に55歳で亡くなった。
元レーシングドライバーでもあるアンダル氏は人生最後の選挙で、連邦下院ノースダコタ州第8選挙区で、3分の1の票を獲得して当選。死後に願いをかなえた。
死亡した候補者が当選したことを受けて、ノースダコタ州の司法長官は、議員の辞職または引退と同様に扱い、共和党が後任を指名すると明らかにした。
米国で死亡した候補が当選するのは、今回が初めてではない。2018年にもネバダ州議会選で、有名な売春宿の経営者デニス・ホフ(Dennis Hof)氏が、死亡から数週間後に当選を果たした。(c)AFP