【11月8日CGTN Japanese】「四川-知名日系企業座談会」がこのほど四川省(Sichuan)の成都(Chengdu)で開催されました。会議は「一帯一路(Belt and Road)」、「新時代の西部大開発」などの重大なチャンスをつかみ、四川省と日本企業の協力を深め、より多くの日系企業が四川省への投資を推進することを目的としています。

 日本貿易振興機構(JETRO)成都事務所の田中一誠所長によりますと、近年、中国西南地区は比較的速い経済成長率を維持しており、ますます多くの日本企業が成都へ投資しています。昔、日本と成都の協力は主に自動車、電子、流通の3大分野に集中していましたが、現在、双方の協力はますます多様化し、文化クリエーティブ、都市建設、医療などの新しい分野に及んでいることが分かりました。

 2020年8月まで、四川省に進出した日本の投資企業は467社に上り、住友化学、三菱ケミカル、思佰益(SBIホールディングス)などの有名企業が含まれています。2020年第1-3四半期の四川省の対外貿易輸出入のうち、日本に対する輸出入は26.2%増で、四川省の対日投資貿易は中国中西部地域の上位に位置しているということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News