【11月3日 CGTN Japanese】国家博物館(国博)が企画した「舟船千里-大運河文化展」が1日から一般公開されています。展示期間は4カ月間です。これは国博が大運河とそこから派生した深い文化遺産を初めて全面的かつ系統的に展示したものです。

 中国国家博物館の展覧企画担当の趙永氏は「展示室全体は川の形にデザインされており、展示には多くのマルチメディアやインタラクティブが使われて、大運河の文化と歴史をより豊かに展示することを目的としています」と紹介しました。

 展覧会は5つの部分から構成されており、170点/セットの展示品が大運河の開削の歴史、航行機能、水運管理、工事技術、無形文化遺産を系統的に展示しています。展示は空間に描かれた大規模なスプレーペインティングを背景に、曲線が運河の蛇行した様子を描き出し、「河岸」に文化財を展示して、まるで大運河のほとりにいるかのように感じさせます。

 高解像度のデジタル映像「時空を超えた大運河」は、大運河沿いのにぎわう情景を映し出し、観客がまるでその場にいるかのような展示体験を実現しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News