【11月3日 AFP】イスラム諸国で広がっているフランス製品の不買運動について、フランス在住のイスラム教指導者らは2日、「不当」だと非難する共同声明を発表した。さらに、「イスラム教を政治的利益のために利用している」とも批判しているとして、また不買運動を率いる人々を非難した。

 声明はパリ、リヨン(Lyon)、仏海外県レユニオン(La Reunion)の3か所の主要モスク(イスラム礼拝所)と、三つのイスラム団体の指導者らが「ここ数週間、不当に攻撃されているわが国との連帯を示す時が来た」として共同で発表。フランスの法律は「表現の自由に多くの余地」を与え、また市民に「信じるか信じないかの権利」を与えており、テロリズムや「われわれの宗教の名の下に行使されるあらゆる形態の暴力」を非難すると述べている。

 また、「外国の指導者らによる殺人の呼び掛け」にも憤りを示した。これはマレーシアのマハティール・モハマド(Mahathir Mohamad)前首相が、「イスラム教徒にはフランス人を殺す権利がある」とツイッター(Twitter)に投稿したことに言及したとみられる。(c)AFP