【11月3日 AFP】イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)で年齢にあらがう傑出したパフォーマンスを続けているFWズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)が2日、スウェーデン代表への復帰を検討しているとも受け取れるメッセージをSNSで発した。

 前月に39歳を迎えたイブラヒモビッチは、「久しぶり」とキャプションを添え、スウェーデン代表のユニホームを着た自身の写真を投稿した。

 しかし、スウェーデン代表のマネジャーを務めるステファン・ペッタション(Stefan Pettersson)氏は、同国スポーツ紙の取材に対し、最近イブラヒモビッチとは接触していないと答えた。このスポーツ紙によれば、スウェーデンサッカー協会(SvFF)はイブラヒモビッチについてミラン側に連絡を取っていないという。

 2016年の欧州選手権(UEFA Euro 2016)を最後に代表を引退したイブラヒモビッチは、今季の開幕から素晴らしいパフォーマンスを見せている。

 新型コロナウイルス検査で陽性になりセリエAで2試合の欠場を強いられたが、今季はリーグ4試合の出場で7得点を挙げており、得点ランキングの首位に君臨。1日のウディネーゼ(Udinese)戦でもフランク・ケシエ(Franck Kessie)の先制点をお膳立てすると、終盤にはアクロバチックなシュートで決勝点を奪う活躍を見せた。2-1で勝利した無敗のミランは、セリエAで首位につけている。

 スウェーデンは11日にデンマークとの国際親善試合を控えており、その後はUEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2020-21)でクロアチア、フランスと対戦する。ネーションズリーグのリーグA、グループ3で4戦全敗のスウェーデンは最下位に沈んでいる。(c)AFP