【解説】米大統領選、トランプ氏に残された勝利への道
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■鍵を握るのはペンシルベニア
政治情報サイトのリアル・クリア・ポリティクス(RealClearPolitics、RCP)によると、ペンシルベニア、ノースカロライナ、アリゾナ、フロリダでの選挙戦は激戦となっている。
同サイトがまとめた11月1日時点の州別平均支持率では4州すべてでバイデン氏がリードしており、トランプ氏との差はアリゾナが1.2ポイント、フロリダが1.4ポイント、ノースカロライナが0.3ポイント、ペンシルベニアが4.3ポイントだ。
カファロ氏は「鍵となる州はペンシルベニアで、同州で勝てなければトランプ氏が十分な数の選挙人を獲得するのは難しい」としている。
またRCPの州別の平均支持率では、2016年にトランプ氏が勝利したジョージア、アイオワ、オハイオ、テキサスなどの州でも接戦となっていることが示されている。トランプ氏は、世論調査は不正確だと繰り返し批判してきたが、それでも多忙なスケジュールを縫い、前回選挙では9.4ポイントと5ポイントの差で制したアイオワとジョージアでの選挙運動に励んできた。
トランプ氏が選挙人を一人も取り逃せない接戦を見越していることは、ネブラスカとメーンの両州を遊説したことから示された。両州で接戦となっている選挙人はわずか1人だ。
他の州とは異なり、両州の選挙人(ネブラスカが5人、メーンが4人)は州全体の勝者と連邦下院選挙区ごとの勝者との間で分配される。
州全体の得票数ではネブラスカでトランプ氏が、メーンでバイデン氏が圧勝する見通しだが、いずれの州でも下院選挙区のうちの一つが接戦となっており、選挙人1人をめぐる争いが繰り広げられている。(c)AFP/Chris Lefkow
