【11月2日 AFP】南米ペルーの観光名所、古代インカ(Inca)帝国の城塞(じょうさい)都市マチュピチュ(Machu Picchu)遺跡が1日、約8か月ぶりに観光客の受け入れを再開した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の影響で、これまで閉鎖されていた。

 安全面を考慮し、1日当たりの入場者数はわずか675人に制限される。これは、パンデミック以前の入場者数の30%にとどまる。

 マチュピチュでは1日夕方から、霧雨の降る中で色とりどりの光に照らされて、観光客の受け入れ再開を神々に感謝するインカ式の儀式が行われた。

 ロシオ・バリオス(Rocio Barrios)貿易・観光相は、マチュピチュへの観光客受け入れ再開は「ペルー人のしなやかな強さ」を世界に示すものだと述べた。

 ペルーの新型ウイルス感染者数は着実に減少している。しかし、マチュピチュがあるクスコ(Cusco)県各地では、多数のホテルやレストラン、観光関連事業者が100日を超える厳格なロックダウン(都市封鎖)に耐え切れず、封鎖が解除された7月までに経営破綻した。

 映像は観光客の受け入れを再開したマチュピチュと、再開を祝う儀式。1日撮影。(c)AFP/Francisco JARA