【11月2日 AFP】20NFLは1日、第8週の試合が行われ、ピッツバーグ・スティーラーズ(Pittsburgh Steelers)は28-24でボルティモア・レイヴンズ(Baltimore Ravens)に勝利し、唯一の無敗を守った。

 スティーラーズは、開始わずか54秒でロバート・スピレイン(Robert Spillane)が33ヤードのインターセプトリターン・タッチダウンを決めると、QBベン・ロスリスバーガー(Ben Roethlisberger)はタッチダウンパス2本を含むパス32本中21本成功で182ヤードを獲得し、1978年以降ではチーム最高となる開幕7連勝を達成した。

 レイヴンズでは、QBラマー・ジャクソン(Lamar Jackson)が208ヤードを投げて2タッチダウンパスを記録。ランでも16回成功で65ヤードを獲得したが、チームは5勝2敗となり、AFC北地区首位に立つスティーラーズとの差は2ゲームに広がった。

 試合は前半、ジャクソンからマイルズ・ボイキン(Miles Boykin)への18ヤードのタッチダウンパスと、ガス・エドワーズ(Gus Edwards)の1ヤードのタッチダウンラン、さらにジャスティン・タッカー(Justin Tucker)の51ヤードのフィールドゴール(FG)でレイヴンズが17-7とリードして折り返した。

 しかしスティーラーズは、ロスリスバーガーがエリック・エブロン(Eric Ebron)への18ヤードのタッチダウンパスを通し、さらにジェームズ・コナー(James Conner)の1ヤードのタッチダウンランで21-17と逆転して第4クオーターに突入した。

 レイヴンズもお返しにジャクソンからマーキス・ブラウン(Marquise Brown)への3ヤードのタッチダウンパスで再度逆転したが、スティーラーズは同クオーター中盤に再びロスリスバーガーが輝き、チェイス・クレイプール(Chase Claypool)への8ヤードのタッチダウンパスを成功させてまたしても試合をひっくり返すと、最後はジャクソンがエンドゾーンへ投げ込んだパスが失敗に終わり、スティーラーズが勝利を収めた。(c)AFP