コロナ禍で6月から9月に延期、さらに無観客で行われた2019‐20シーズンのル・マン24時間レースでトヨタTS050ハイブリッドが優勝。見事、トヨタにル・マン3連勝をもたらした。トップ・カテゴリーのLMP1は今シーズンで終了するため、TS050にとって今年は最後のル・マン。そんな大事な1戦を有終の美で締めくくった。

勝ったのは中嶋一貴などが乗る8号車。ル・マンの3勝はすべて彼らの手によるものだ。小林可夢偉は7号車に乗り、悲願の初制覇に挑んだものの、12時間が経過したところで排気系のトラブルに見舞われ、予想外のピットイン。約30分の作業を強いられたのが響き、惜しくも3位に終わった。

文=新井一樹(ENGINE編集部)

(ENGINE2020年12月号)