【11月2日 AFP】米大統領選の民主党候補ジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領は2日、テキサス州で高速道路を移動中だったバイデン陣営の選挙運動用バスが、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領支持者の車列から嫌がらせを受けたと非難した。米連邦捜査局(FBI)は、この出来事について捜査中だと明らかにした。

 ツイッター(Twitter)に投稿された動画は、トランプ氏支持の旗を掲げた多数の車が、バイデン氏と副大統領候補カマラ・ハリス(Kamala Harris)氏の名前が書かれた選挙運動バスを囲み、走行を妨げる様子を捉えている。

 民主党によると、バスには連邦議会選候補ウェンディ・デイビス(Wendy Davis)氏が乗っていたが、同氏は「安全上の懸念」から移動をやめ、予定されていたイベント2件と記者会見1件をキャンセルした。

 トランプ氏は10月31日夜、自らのアカウントで、「アイ・ラブ・テキサス!」とコメントを添えて問題の動画をツイートした。

 バイデン氏はペンシルベニア州フィラデルフィア(Philadelphia)で支持者に対し、「こんなことは起きたことがない──少なくともこれをよしとする大統領はいなかった」と語った。

 バイデン氏はまた、トランプ氏の息子ドナルド・トランプ・ジュニア(Donald Trump Jr)氏が支持者に「その調子で続ける」よう促し、さらに、ハリス氏の居場所を探し出し、同じようにあいさつするよう勧める動画を作成したことについて、「みなさん、われわれは違う。これよりもはるかにましだ」と述べた。

 サンアントニオ(San Antonio)のFBIは1日、AFPに対し、テキサス州での出来事の調査をしていることは認めたが、詳細は明かさなかった。

 この他に、民主党の車が他の車に接触される出来事も報告されている。負傷者はおらず、関係者が武装していたかどうかは不明だ。

 一方、ニュージャージー州ガーデン・ステート・パークウエー(Garden State Parkway)では、トランプ氏支持者の車が原因とされる渋滞を捉えた動画がツイッターに複数投稿された。(c)AFP