【11月2日 AFP】20-21イタリア・セリエAは1日、第6節の試合が行われ、ACミラン(AC Milan)はズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)のアクロバチックなゴールが決勝点となり、ウディネーゼ(Udinese)を2-1で下して首位の座をキープした。

 新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したため、セリエAで2試合の欠場を強いられた39歳のイブラヒモビッチだが、今季はリーグ4試合の出場で7得点を挙げている。

 イブラヒモビッチは「俺のゴールは良かったが、チームの勝利がより重要」とコメントした。「難しい試合だったが、そうした局面でもチームはしっかり協力してプレーしていることを示した」

「俺たちは欧州で最も若いチームの一つ。俺は平均年齢を引き上げてしまっているが、彼ら全員のおかげでより若く感じられている」

 イブラヒモビッチのお膳立てからフランク・ケシエ(Franck Kessie)のゴールで18分に先制したミランだが、ロドリゴ・デ・パウル(Rodrigo de Paul)にPKを決められ48分に追いつかれた。

 しかし83分、ウディネーゼDFのロドリゴ・ベカン(Rodrigo Becao)とセバスティアン・デ・マイオ(Sebastian De Maio)との競り合いを制したイブラヒモビッチが至近距離からアクロバチックなバイシクルシュートを突き刺し、これが決勝点となった。

 陽性反応による離脱からGKジャンルイジ・ドンナルンマ(Gianluigi Donnarumma)が復帰したミランは、6試合を終えて勝ち点を16にし、新型コロナによる昨シーズンの中断が6月に明けてから、公式戦での無敗を24試合にまで伸ばした。(c)AFP