【11月1日 AFP】台湾・台北で10月31日、性的少数者(LGBT)のパレード「台湾LGBTプライド(Taiwan LGBT Pride)」が行われ、多くの参加者が市内を練り歩いた。台湾では200日以上連続で新型コロナウイルスの市中感染が確認されておらず、例年通りの実施となった。

 台湾は、アジアで盛り上がる同性愛者の権利運動の先頭に立っており、2019年5月には、激しい政治闘争の末にアジア初となる同性婚の法制化が実現。以降、現在までに4000組以上の同性カップルが婚姻届を提出している。

 また、台湾はコロナ対策でも目覚ましい成功を収めている。今も世界各地で講じられているソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)の措置がほとんど行われておらず、集会も認められている。(c)AFP