【11月1日 AFP】20-21ドイツ・ブンデスリーガ1部は31日、第6節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は敵地でケルン(1. FC Cologne)を2-1で下し、首位に浮上した。

 バイエルンでは序盤に先制のPKを決めた31歳のトーマス・ミュラー(Thomas Mueller)が、リーグ戦通算260勝でクラブのレジェンドGKオリバー・カーン(Oliver Kahn)氏の記録に並んだ。

 ミッドウイークに行われるレッドブル・ザルツブルク(Red Bull Salzburg)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)と、来週末に開催される2位ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)との首位攻防戦を控え、バイエルンはロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)を温存。

 その中で13分にミュラーのPKで先制すると、前半アディショナルタイムにはサージ・ナブリー(Serge Gnabry)がカウンターから追加点を記録。後半はケルンが改善し、途中出場のドミニク・ドレクスラー(Dominick Drexler)が終盤に1点を返したが、バイエルンが逃げ切った。

 その後に行われた試合では、今節をトップで迎えたRBライプツィヒ(RB Leipzig)が0-1でボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)に敵地で敗れ、首位を奪還するチャンスを逃した。

 同日にはドルトムントがアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)を休ませながらも、マッツ・フンメルス(Mats Hummels)の2ゴールでアルミニア・ビーレフェルト(Arminia Bielefeld)に2-0で勝利し、2位に浮上。ライプツィヒは3位に落ち、ボルシアMGが4位となった。最下位マインツ05(Mainz 05)を3-1で退けたFCアウクスブルク(FC Augsburg)が5位につけている。

 フランクフルト(Eintracht Frankfurt)は鎌田大地(Daichi Kamada)のクロスからアンドレ・シウバ(Andre Silva)が同点ゴールを奪い、ヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)と1-1で引き分けた。(c)AFP/Ryland JAMES