【11月1日 AFP】ラグビーシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2020)は31日、最終節の試合が行われ、ウェールズのアラン・ウィン・ジョーンズ(Alun-Wyn Jones)がスコットランド戦で149試合目のテストマッチ出場を果たし、史上最多のキャップ獲得選手となった。

 ウェールズ代表主将を務める35歳のジョーンズは、ブリティッシュ&アイリッシュライオンズ(British and Irish Lions、英国とアイルランドの選抜チーム)の選手としての9試合を含む149試合に出場し、元ニュージーランドのリッチー・マッコウ(Richie McCaw)氏と148試合で並んでいたテストマッチ出場記録を更新した。

 ウェールズ・スウォンジー(Swansea)生まれのジョーンズは、2006年6月に敵地でのアルゼンチン戦でテストマッチデビューを果たし、これまでにシックスネーションズで3度のグランドスラム(全勝優勝)やブリティッシュ&アイリッシュライオンズでの3度の遠征を経験した。

 しかしウェールズはこの日、ホームながら10-14でスコットランドに敗れ、ジョーンズの記録達成に花を添えることはできなかった。(c)AFP