グラフィック解説:米大統領、選出から就任まで
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【11月1日 AFP】米大統領選の選出方法を、AFPのビデオグラフィックで解説する。米国では4年ごとに有権者による間接選挙で大統領が選ばれる。
まず各州で有権者が”選挙人”を選び、総数538人の選挙人が次期大統領を選ぶ。投票日は11月第1月曜日の翌日の火曜日、今回は2020年11月3日だ。
各州の選挙人の数は、その州の連邦議員の数に等しい。カリフォルニアは55人、ワイオミングや首都ワシントンは最小の3人だ。各州の選挙人を勝者が総取りするが、メーンとネブラスカのみ比例配分方式をとる。
民主党と共和党の支持率が拮抗する州は”激戦州”と呼ばれる。たとえば、オハイオやフロリダなどだ。エネルギーが集中的に注がれることもしばしば。
12月第2水曜日の次の月曜日、選挙人団が正副大統領を選出する。
過半数270人を獲得した候補者が当選。そして新大統領は1月20日正午、連邦議会議事堂前で聖書に手を置き、就任宣誓を行う。(c)AFP