【10月31日 AFP】ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2020)は30日、第10ステージ(カストロウルディアレスからスアンセス、185キロメートル)が行われ、チーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)が優勝し、イネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)のリチャル・カラパス(Richard Carapaz、エクアドル)から総合首位の座を奪った。

 ゴール前で集団を置き去りにして今大会3勝目を挙げたログリッチは10秒のボーナスタイムを獲得し、カラパスが維持していたわずかなリードを消した。両選手は総合タイムで並んでいるが、山岳に入る31日の第11ステージではログリッチが赤ジャージー(マイヨ・ロホ)を身につける。

 2人から25秒差の総合3位にはイスラエル・スタートアップネーション(Israel Start-Up Nation)のダニエル・マーティン(Daniel Martin、アイルランド)がつけている。(c)AFP