【10月30日 CGTN Japanese】毎年恒例のショッピングイベント、11月11日の「双11(ダブルイレブン)」が近づくにつれて、オンラインショッピングが好きな人たちは、ショッピングカートを埋め始めています。以前とは違い、若者のショッピングカートには、健康食品やサプリメントが多くなっています。もともと年配の人たちに好まれていたこうした商品はなぜ、若者に人気となったのでしょうか。

 近年、若者は健康食品やサプリメントをますます好むようになっています。ある通販サイトのデータによりますと、今年6月に開催されたネット通販のビッグセール「6・18セール」期間中、目の保健類商品の売上高は前年同期に対して4126%増、ビタミン類商品は387%増となりました。また、別の通販サイトが公表したデータによりますと、今年のバレンタインデーのプレゼントとして最も売れた商品のトップ3で、某ブランドのビタミンC発泡錠が2位に入り、売上高は前年同期比で2774.4%増加しました。

 若者に健康食品やサプリメントは本当に必要なのでしょうか。専門家は「若者が健康食品やサプリメントに熱心なのには一定の合理性がある。現代人の体は、タンパク質や脂肪の割合が過剰な一方で、ビタミンやミネラルは不足している。仕事のプレッシャーや夜更かしなどによる亜健康も、健康食品やサプリメントに対する若者の需要を生み出している」としています。

 専門家は「若者は体を鍛えるべきで、週に少なくとも5日、中程度の強度のエクササイズを計150分以上行うか、毎日6000歩以上のウオーキングをするようにしよう」とアドバイスしています。 (c)CGTN Japanese/AFPBB News