【10月30日 AFP】(写真追加)フランス南部ニース(Nice)の教会で29日に発生し、3人が死亡した刺殺事件で、容疑者と接触していたとされる人物(47)が取り調べのため拘束された。司法筋が30日、明らかにした。

 襲撃犯は、チュニジア移民のブラヒム・アウイサウイ(Brahim Aouissaoui)容疑者(21)とされている。

 対テロ検察官のジャンフランソワ・リカール(Jean-Francois Ricard)氏によると、アウイサウイ容疑者は襲撃現場となった教会に入った際、コーラン(イスラム教の聖典)と携帯電話2つ、刃物3本を所持していたという。

 また29日には同容疑者の家族も、チュニジア・スファクス(Sfax)で対テロ警察から事情聴取を受けている。(c)AFP